2017/09/27

10/14 東京/フクシマ:ロスト・イン・イグノランス

http://www.mfj.gr.jp/agenda/2017/10/14/20171014_ribault/index_ja.php
http://www.mfj.gr.jp/agenda/programme/_data/prog20171011i.pdf

フクシマ:ロスト・イン・イグノランス
Lost in Ignorance: Fukushima
[ 研究会 ]
使用言語:フランス語 (同時通訳付き)
申し込み
日時:     2017年10月14日(土) 10:00〜18:30
場所:     1階ホール
講演者:    セシル・浅沼=ブリス(日仏会館・日本研究センター及びリール第1大学 協力研究員)、千葉由美(いわきの初期被爆を追及するママの会)
アンヌ・ゴノン(同志社大学)、濱岡豊(慶応義塾大学)、影浦峡(東京大学)、牧野淳一郎(神戸大学)、ティエリー・リボー(フランス国立科学研究センター、リール第1大学)、小豆川勝見(東京大学)、滝川雅之 (東京大学,+ JAMSTEC )、辻内琢也 (早稲田大学)、吉田千亜 (フリーランスジャーナリスト)

New Scientist誌に掲載された最近のインタビュー記事(2017年5月10日)の中で、放射線の専門家山下俊一氏は「福島の問題は、恐怖こそが人を死に至らしめるという点にある」と断言しました。これに対して私たちは、致命的なのは恐怖ではなく電離放射線被曝の悪影響に関する無知であるという点について、理性的な観点からその理由を検討することを提案します。そのためには、福島における健康上の危険を否定することにつながる「無知の創造」のメカニズムを理解する必要があります。 恐怖ではなく無知こそが致命的であり、また、もし致命的な恐怖があるとすると、それは、自らの既得権益が脅威に晒されている状況で原子力を提唱し続ける専門家が抱いている恐怖で、それが損害を与え犠牲者を生み出すものです。本シンポジウムの参加者はそれぞれの専門の観点から、この点について検討します。

【学術責任者、司会】セシル・浅沼=ブリス、アンヌ・ゴノン、影浦峡、ティエリー・リボー
【主催】Clersé (フランス国立科学研究センター・リール第1大学)
【共催】日仏会館フランス事務所
【助成】フランス国立科学研究センタープログラム NEEDS : 原子力、エネルギー、環境、廃棄物、社会

* 日仏会館フランス事務所主催の催しは特に記載のない限り、一般公開・入場無料ですが、参加にはホームページのイベントカレンダーからの申込みが必須となります。警備強化のため、当日の受付に際しては身分証明書の提示をお願いしております。

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