2016/04/14

シイタケ復興へ東京でPR 一関・大東の興田中

2016年4月14日 岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20160414_5

一関市大東町の興田中(菊地裕校長、生徒68人)の3年生25人は13日、修学旅行に合わせ、東京・銀座のいわて銀河プラザで、地元産の原木乾シイタケを販売した。福島第1原発事故による放射性物質の被害から、産地復活を目指す地元を応援しようと生徒自ら活動。出荷制限解除後に生産されたシイタケを手作りのパンフレットなどとともにPRし、地域の思いを伝えた。

「シイタケ復興のため、力添えをお願いします」。生徒は一人一人に呼び掛けながら、活動と地元を紹介するパンフレットを配布。生産現場に出向いて袋詰めしたシイタケと、りんごジュースなどを販売した。

産地復活へ地元産シイタケを元気に販売する興田中の3年生 

一関市大東町は優良な原木シイタケ産地として全国的に有名だったが、放射性物質の影響で、出荷制限を余儀なくされた。生徒たちは苦境にある生産者の話を聞き、支援の絵手紙やカレンダー、看板の制作を続けてきた。

東京での販売は、生産再開され始めたシイタケを全国にPRしようと初めて企画。今回に合わせ、3年生が地域の自然を題材に考案したPRキャラクターのグッズも商品化した。

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