2015/06/22

「鎌仲ひとみ映画祭」ユジク阿佐ヶ谷が送る、今と未来をつなぐ“思考”の時間

いまを生きる私たちが、未来を考えるドキュメンタリー
4月にオープンしたユジク阿佐ヶ谷が送る、今と未来をつなぐ“思考”の時間
http://www.cinematopics.com/cinema/news/output.php?news_seq=25623
『小さき声のカノン―選択する人々』 (2014年/カラー/119分)
製作・配給:(C)ぶんぶんフィルムズ
ユジク阿佐ヶ谷は4月25日にラピュタ阿佐ヶ谷の姉妹館として、新しく阿佐ヶ谷にオープンしたミニシアターです。

この度、“原発”への問題意識を再度喚起するために、鎌仲ひとみ監督のドキュメンタリー映画4作品の特集上映を開催します。

“核をめぐる三部作”として国内外で高い評価を受けた『ヒバクシャ―世界の終わりに』、『六ヶ所村ラプソディー』、『ミツバチの羽音と地球の回転』。

そして、3月11日から4年経った今年、放射能汚染から子供たちを守ろうとする母親と、希望を描いた最新作『小さき声のカノン』の4作品を上映致します。様々な活動が今なお続いておりますが、マス・メディアでは出てこない“ある真実”を伝え、「生きる」ことの幸せを感じさせてくれる映画となっております。この機会に、原発問題を今一度考え直し、新たに自分たちの未来を明るくする道を探すきっかけとなるよう企画致しました。

『小さき声のカノン―選択する人々』 (2014年/カラー/119分)
製作・配給:(C)ぶんぶんフィルムズ

福島とチェルノブイリの原発事故後の生活を、母親たちの視点から描いたドキュメンタリー。

福島で家族一緒に暮らすことを選択した母親たちが、葛藤しながらも子供たちを守るための方法を模索し続ける姿、またその支援に携わる人々の姿を描く。今なお、チェルノブイリ事故の影響下にあるベラルーシでは、多くの子供たちを診療し続けてきた小児科医の女性らに話を聞き、長期間にわたって低線量の汚染地域で暮らしていた子どもたちに何が起き、どうやって子どもを守ろうとしたのかを探る。事故後を前向きに生きる人々の姿を通し、原発を考える。

鎌仲ひとみ監督プロフィール
映像作家。早稲田大学卒業と同時にドキュメンタリー映画の製作の現場へ。90年最初の作品『スエチャおじさん』を監督、同年文化庁の女性を受けカナダ国立映画制作所へ。93年からNYのペーパータイガーに参加してメディア・アクティビスト活動。95年帰国以来、フリーの映像作家としてテレビや映画の監督をつとめる。主に、NHKで『エンデ―根源からお金を問う』などの番組を多数制作。2003年ドキュメンタリー映画『ヒバクシャ―世界の終わりに』を監督。全国で400か所で上映される。2006年には『六ヶ所村ラプソディー』、2010年の『ミツバチの羽音と地球の回転』では全国700か所での上映に加え、フランス、ドイツ、オーストラリア、インド、アメリカ、台湾などの海外でも上映が進んでいる。2012年にはDVD『内部被ばくを生き抜く』を発売、国内外で900か所での上映となった。

多摩美術大学非常勤講師。京都造形芸術大学客員教授。著作に「原発のその先へ―ミツバチ革命が始まる」、「六ヶ所村ラプソディー ドキュメンタリー現在進行形」、共著に「鎌仲監督VS福島大学一年生」、「今こそ、エネルギーシフト」など多岐に渡り活躍している。

※上映開始時間はユジクHPのタイムテーブルをご確認くださいますようお願いします。

https://yujiku.wordpress.com/
6/20日(土)~7/17(金) 鎌仲監督特集 ユジク阿佐ヶ谷にて開催決定!!

LINK
作品詳細『小さき声のカノン 選択する人々』

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