2015/05/28

高知/四万十市と高知市で「海の放射能汚染を考える」講演


2015年05月28日 高知新聞
http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=338506&nwIW=1&nwVt=knd

NPO法人「ピースデポ」(横浜市)副代表で海洋学者の湯浅一郎さん(65)=東京都小金井市=が5月30日に高知県四万十市で、31日に高知市で「海の放射能汚染を考える」と題して講演する。

湯浅さんは東北大学大学院で海洋物理学を学び、1975年から2009年まで産業技術総合研究所中国センター研究員を務めた。この間、広島県呉市に在住して瀬戸内海の環境保全について研究。福島第1原発事故による海への影響を解析した「海の放射能汚染」などを著している。

講演では、国や東京電力が公開しているデータに基づいて海の汚染を説明するという。湯浅さんは「福島県沿岸の漁業者はいまだに操業を自粛している。伊方原発再稼働にも触れ、事故が起きれば四国の海にどんな影響が出るかも伝えたい」と話している。

講演は「脱原発四万十行動」と「グリーン市民ネットワーク高知」の主催。30日は四万十市右山五月町の四万十市社会福祉センター、31日は高知市本町4丁目の高知県人権啓発センターで、両日とも午後2時~4時45分。参加費は千円で、学生700円。問い合わせは、「脱原発四万十行動」の山本祐子さん(0880・34・0901)、「グリーン市民ネットワーク高知」の外京ゆりさん(090・9560・6507)へ。

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