2015/04/29

東京/豊島区の公園からラジウム含むカプセル発見

(今回のQ&Aは「正しい」内容だと思いますが、ただ、「通常公園で遊ぶ中での動作であれば」という限定つきであり、放射能被ばくについて知る人が懸念しているのは、通常の動き回って遊ぶケースではなく、「高線量の地べたに座って遊ぶことが長時間繰り返されたケース」だと思います。そこをすり抜けて書いていながら、健康には影響がないとしている点はどうなのだろうと思います。説明会では、きちんと親たちの不安に応えられるようにしていただきたいです。なお、他の公園・学校園の測定をするとした点については、すぐに取組まれていて、HPで公表されています。http://goo.gl/f6PnGQ 子ども全国ネット)


 土中の金属製カプセルが原因か 東京の公園で高放射線量
2015年4月28日 中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015042801002098.html

東京都豊島区の公園で高い放射線量が測定された問題で、区は28日、土の中から掘り出した金属製カプセルから、原因とみられる放射性物質ラジウム226が検出されたと明らかにした。

24日にカプセルを含む土を取り除いた後は公園内の放射線量に異常はなく、区は26日から公園を一般に開放している。

区から依頼を受け調査していた「日本アイソトープ協会」によると、ラジウムはがん治療や、放射線測定器の機能チェックなどに使用されていたが、ガスが発生することがあるなど取り扱いが難しいため、最近は国際的に使用が控えられているという。






東京・豊島区の公園からラジウム含むカプセル発見

2015年4月29日 TBSニュース
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2480151.html

公園の土から、放射性ラジウムを含むカプセルを発見です。先週、東京・豊島区の公園ですべり台の下から1時間あたり500マイクロシーベルトの高い放射線量が測定された問題で、区は、土の中から放射性物質のラジウム226を含む直径3ミリのステンレス製のカプセルが見つかったと発表しました。

カプセルの放射能の強さは1ミリキュリー(=37メガベクレル)で、上部には数字の「1」と刻まれていることから、区では測定器の調整などに用いる物ではないかとみています。

公園で高い放射線量 原因はラジウム

2015年4月29日 NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150429/k10010064501000.html
東京・豊島区の公園の地表で、高い放射線量が測定された問題で、土の中から掘り出したステンレス製のカプセルに放射性物質のラジウム226が入っているのが確認され、区はこの物質が高い放射線量の原因だったと結論づけました。
豊島区にある「池袋本町電車の見える公園」では、遊具のそばの地表の1か所で、1時間当たり最大で480マイクロシーベルトという高い放射線量が測定され、区は土の中から放射線を出していた塊を掘り起こして、専門機関で分析していました。
その結果、塊から直径3ミリ、高さ3ミリの円筒形のステンレス製のカプセルが見つかり、中に放射性物質のラジウム226が入っているのが確認されたということで、区はこの物質が高い放射線量の原因だったと結論づけました。区によりますと、カプセルには数字の「1」という文字が刻まれていますが、この場所にあった経緯などは分かっていないということです。
一方、区が設けた健康相談を受け付ける窓口には、これまでに322件に上る相談が寄せられていますが、健康被害を訴えるものはないということです。区は30日と来月2日の2回、専門家による説明会を開催するなど、引き続き、区民の不安を解消していきたいとしています。

【以下、豊島区HPより】


http://www.city.toshima.lg.jp/219/kenko/kenko/1504281144.html
区立「池袋本町電車の見える公園」で放射性物質が発見された事例に関する説明会および個別相談会(4月28日発表)

 この度、「池袋本町電車の見える公園」の一部で高い放射線量が測定された件について、事実関係と区の対応をご説明いたします。また、放射線の専門家の方に放射線とその影響についてのお話をいただき、あわせて個別相談会を開催します。

同じ内容で2回開催いたしますので、ご都合のよい回にお越しください。

講師


第一部 区の対応について


環境保全課長 増子 嘉秀

第二部 放射線について、健康への影響について

 国立保健医療科学院生活環境研究部


欅田 尚樹 部長

山口 一郎 上席主任研究官
第三部 個別相談会

日時と場所


第1回 平成27年4月30日(木)

 午後6時から午後8時
 区民ひろば池袋本町

第2回 平成27年5月2日(土)

 午後2時から午後4時
 豊島区民センター4階 第3・4会議室

※豊島区立「池袋本町電車の見える公園」の利用者を対象としております。


お問い合わせ

豊島区池袋保健所 健康推進課
Tel 03-3987-4174
Fax 03-3987-4178



http://www.nirs.go.jp/information/event/report/2015/0428.shtml


豊島区立「池袋本町電車の見える公園」での放射線量検出にかかる健康への影響について(改訂版)

Q1:当該の公園で毎日子供を遊ばせていました。子供に影響は無いでしょうか?
豊島区の発表によると、線量率(単位時間あたりの放射線の強さ)の高い場所は狭い範囲に限定されており、ガンマ線による外部被ばくのみであったとのことでした。最も線量率の高かった場所 (地表面で毎時480 マイクロシーベルト) にいたことがあるとしても、公園内で通常子供が遊ぶ動作の中では影響を心配する必要はないと考えられます。

Q2:一番線量の高いところに寝そべっていたらどうなりますか?

被ばく線量(放射線をあびた量)は、大まかには線量率×時間ということになりますが、通常公園で遊ぶ中での動作であれば心配する必要はないと考えられます。

Q3:公園の近くに住んでいるのですが、影響はありますか?

豊島区の発表によると、線量率の高い場所は限定されており、数m離れた滑り台の先端では平常数値(毎時0.07マイクロシーベルト)に下がっています。従って、公園の周辺にお住まいの人には心配する必要はありません。

Q4:毎日公園を散歩していましたが、大丈夫でしょうか?

豊島区の発表によると、線量率の高い場所は限定されていました。普通に散歩したりしていた場合、そのような部分を通過する時間はごくわずかと考えられ、心配する必要は無いと考えられます。

Q5:子供が滑り台の近くで最近転んでけがをしているのですが、大丈夫でしょうか?

豊島区の発表によれば、今回は土壌の汚染は無かったとのことですので、傷口から放射性物質が入る内部被ばくの心配はありません。

Q6:子供が公園の土を口にしたことがあるのですが、大丈夫でしょうか?

豊島区の発表によれば、今回は土壌の汚染は無かったとのことですので、口から放射性物質が入る内部被ばくの心配はありません。

Q7:公園の土埃をすったり、洗濯物や布団に土埃が付いたりしたことがあります。大丈夫でしょうか?

豊島区の発表によれば、今回は土壌の汚染は無かったとのことですので、土埃を介した被ばくの心配はありません。

Q8:今後公園を利用しても大丈夫でしょうか?

豊島区の発表によれば、放射線を出していた部分を除去することによって、線量は平常数値(バリケード内の地表面で毎時0.04~0.06マイクロシーベルト)に戻ったとのことです。また、周辺の土壌の汚染も無いとのことです。従って、今後公園を利用することについての心配はありません。

Q9:被ばくしたのではないか心配です。これ以上の被ばくを避けるために、しばらく医療機関で被ばくを受ける検査や治療を控えるべきですか。

医療機関での検査や治療(医療被ばく)は、環境から受ける被ばくとは別に患者さんにとって利益があるために行われるものです。医師と相談して検査や治療を受けてください。

Q10:妊娠しているのですが、胎児への影響はないでしょうか。

豊島区の発表によると、線量率の高かった場所は限定されています。最も線量率の高かった場所 (地表面で毎時480 マイクロシーベルト)にいたことがあるとしても、公園内で日常的に子供と遊ぶ動作の中では胎児奇形を起こす被ばく線量には届きません。

Q11:わたしがどれくらい被ばくしたのか調べる方法はありますか。病院に行けばわかりますか。

今回は外部の放射線からの被ばくのみでしたので、あなたの身体から直接、被ばく線量を測定することはできません。病院を受診しても調べることはできません。空間線量率とあなたがそこにとどまっていた時間から推定することになります。豊島区の発表によると、極めて限定された場所で高い線量率を検出していますので、公園内での日常的な動作の中では健康への影響はないと思われ、測定の意義はありません。

Q12:放射線に被ばくした後、その影響をなくす薬はないのですか?

影響を無くす薬ありません。高い量の放射線を被ばくして何らかの症状が出た場合、その症状を和らげるための処置を施すことはありますが、放射線でできたDNAの傷を治す薬はありません。



東京/謎のカプセル 人影はまばら

2015年04月30日  読売新聞

豊島区池袋本町の公園で測定された毎時480マイクロ・シーベルトの高い放射線量は、土の中に埋まっていたラジウム入りの小さなカプセルが原因だった。周りの土壌は汚染されておらず、放射線量も急減し、区は「安全宣言」を行ったが、公園で子供を遊ばせていた保護者の中には不安を抱く人もいる。

東武東上線下板橋駅近くの「池袋本町電車の見える公園」。住宅街の一角にあり、近所の親子連れらの憩いの場となっている。だが、28日は好天にもかかわらず、園内の人影はまばら。

2歳の孫と訪れた女性(73)は「普段は10人ぐらいの子供と、お母さんたちが遊んでいるのに……。気にしている人も多いのだろう」と話した。実際、別の幼児の親からは「放射性物質が本当になくなったのか信用できない」との声が聞かれた。

今月20日、「公園に放射線量が高いところがある」とのメールが区に届いた。調べたところ、滑り台が付いた遊具の階段部分で、区の基準値(毎時0・23マイクロ・シーベルト)を上回る毎時0・50~2・53マイクロ・シーベルトの放射線量を測定。階段を取り外すと、地表部分は毎時480マイクロ・シーベルトに跳ね上がり、23日から公園を立ち入り禁止にした。

区は土の中に放射性物質があるとみて掘り起こすと、直径3ミリ、高さ3ミリの円柱形のステンレス製カプセルが見つかった。公益社団法人日本アイソトープ協会(文京区)によると、放射性物質のラジウム226が密封され、上部には数字の「1」が刻印されており、放射線測定器が正しく作動するか点検するためのカプセルの可能性があるという。

この場所にはかつて、都のゴミ収集車の車庫があったが、区が購入、造成し、2013年に開園した。都が有機溶剤と鉛による土壌汚染の有無を調査したが、放射線量は対象外。他の場所から土は持ち込まれておらず、カプセルは造成前から埋まっていたとみられる。

区は26日、住民代表らが立ち会う中、公園の放射線量が基準値以下であることを確認、立ち入り禁止を解除。27日から区内の全ての公園や小中学校など、子供が利用する公共施設200か所以上の測定を始めた。池袋保健所で健康相談の窓口を開設し、30日、5月2日には専門家による説明会と個別相談会を開催する。

放射線医学総合研究所(千葉市)は「高い放射線量が測定されたのはごく狭い範囲。公園内を遊び回る子供が長時間、被曝ひばくしたとは考えにくい。仮に子供が土をいじって口に入れたことがあっても、内部被曝の恐れはない」としている。

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