2015/04/15

【署名】南相馬の地点解除訴訟(「20ミリ基準撤回訴訟」)を応援しよう!

今、政府が軒並み帰還を促している基準は、年間20ミリシーベルト。もともと日本では、公衆の年間追加被ばくは「1ミリシーベルト」とされ、各種法令もそれに基づいて決められてきました。福島第一原発事故以降、20ミリシーベルトという基準が取って代わろうとしています。南相馬の市民たちが声をあげようとしています。「原発事故子ども・被災者支援法市民会議」で一緒に取り組んでいるFoE Japanより署名の呼びかけです。ぜひ周辺から応援の声を届けましょう。(子ども全国ネット)
ーーーーーーーーーーーーーーー
南相馬の地点解除訴訟(「20ミリ基準撤回訴訟」)を応援しよう!
署名とメッセージを募集しています
  • 特定避難勧奨地点の解除は違法だとして、福島県南相馬市の同地点と周辺の住民132世帯535人が近く、東京地裁に提訴します。
  •  「応援する」意をあらわす署名とメッセージをお書きください。
  •  署名と応援メッセージは、南相馬の地点解除訴訟の原告のみなさんにおわたしします。

署名はこちらから↓

【趣旨】
2014年12月28日、住民の強い反対の中、南相馬市の特定避難勧奨地点が解除になりました。これに先立つ21日、南相馬市で特定避難勧奨地点に指定された住民向けの説明会が開催されました。出席した住民は、「家の中でも空間線量率は0.8マイクロシーベルト。こんな環境に子どもを帰せない」「ストロンチウムやプルトニウムなども飛散しているはず」「いくら除染しても、農地や山林から線量がくる」など強く反対しました。 しかし、高木経済産業副大臣は、「川内や伊達との公平性を保つ」「積算線量20ミリシーベルトを下回っており、健康への影響は考えられない」とし、一方的に指定解除を決定しました。
今回の解除に至るまでにも10月の時点で、指定解除の説明会が開かれたのですが、住民の強い反対にあい、解除は延期になりました。
その後も、住民たちは1,210筆の住民署名を国に提出し、何度も解除に反対する意思表示を行ってきました。しかし、これらの住民の意向はすべて無視されてしまっています。
私たちは今まで、南相馬の現地を訪問し、住民たちの声を国会に運んだり、東京での政府交渉や記者会見、街頭でのアピール行動などの支援を行ってきました。
ずっと無視され続けてきた住民のみなさんが、「提訴」という手段で、この理不尽な問題を司法の場で訴えることにしたその経緯をぜひ多くの人たちに知っていただきたいと思います。
そして、南相馬の問題は南相馬だけの問題ではありません。放射線被ばくの影響にどう向き合うか、避難や帰還をどうするのか、私たち一人ひとりが知り、考え、公の場で議論すべき問題ではないかと考えています。
そのためにも、南相馬の皆さんのたたかいを、全国から応援していきましょう!
◆呼びかけ:南相馬の地点解除訴訟(20ミリ基準撤回訴訟)支援の会準備会 
(Hsink 避難・支援ネットかながわ、福島老朽原発を考える会、FoE Japanなど)
◆署名集約先/問い合わせ先:
FoE Japan(エフ・オー・イー・ジャパン) 
携帯:090-6142-1807 
Tel:03-6909-5983 Fax:03-6909-5986
















署名はこちらから↓

2 件のコメント:

  1. 陰ながら応援させていただいております。頑張って下さい。

    返信削除
  2. コメントありがとうございます。この訴訟は、1ミリシーベルトの砦なのかもと思います。ぜひネット署名やその呼びかけにご協力くださいね。

    返信削除