2015/03/16

子どもは空間線量の8割被ばく 原発事故、放医研が推計発表

子どもは空間線量の8割被ばく 
原発事故、放医研が推計発表

2015/03/16 北海道新聞
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/health/health/1-0112300.html

放射線医学総合研究所と日本原子力研究開発機構は16日、東京電力福島第1原発事故に伴う避難住民の帰還に向けて個人被ばく線量の特性を調べた結果、子どもの場合、外部被ばく線量は空間線量の8割程度となると発表した。

昨年4月に発表した研究で成人の場合は空間線量の7割としていたが、子どもの場合、体の厚みがなく遮蔽効果が低いため透過する線量が多く、成人より空間線量の影響を受けやすいことが裏付けられた。

報告書によると、さまざまな年齢の子どもの体格に似せた人形に個人線量計を着け、放射線を照射する実験を実施。空間線量と個人線量の関係を調べた。




(以下、放医研サイトより)
http://www.nirs.go.jp/information/event/report/2015/0316.shtml

独立行政法人 放射線医学総合研究所
「東京電力(株)福島第一原子力発電所事故に係る
個人線量の特性に関する調査」の追加調査

-児童に対する個人線量の推計手法等に関する検討-の報告書の公表について

原子力被災者生活支援チームが、(独)放射線医学総合研究所及び(独)日本原子力研究開発機構に依頼し、平成25年8月から「東京電力(株)福島第一原子力発電所事故に係る個人線量の特性に関する調査」(個人線量特性調査)を実施しました。

このたび、平成26年4月に公表した報告書において、今後の課題として提示されていた、児童の個人線量の推計手法などについて、上記依頼に基づき、(独)放射線医学総合研究所及び(独)日本原子力研究開発機構が共同で追加調査を実施し、報告書を取りまとめましたので、以下のとおり公表いたします。

概要版[PDF 181KB]






















報告書(不定期刊行物)[PDF 1.53MB]









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