2015/03/21

福島・楢葉町で復興状況を確かめる催し

(イベントに子連れの姿も目立ったのが気になります。帰還を進めるためには、何より環境を安心できるものにする以外ありません。空間線量、土壌測定などについては触れられていないのでわかりません。水道水の検査も、日1回よりも回数を増やすとのことですが、むしろ回数はそのままでも、長時間測定し、下限値を下げ、結果を速やかに公表することが必要だと考えます。月に一度の公表で、1Bq/kg以下をNDとして「不検出」の文字が並ぶだけでは、毎日大量に摂取する水道としては安心できないと思います→測定結果リンク http://goo.gl/MlOk0k 子ども全国ネット)

2015年3月21日  NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150321/k10010023711000.html

東京電力福島第一原発の事故で町の大部分が避難区域に指定されている福島県楢葉町で、住民に復興の状況を確かめてもらおうという催しが開かれました。

楢葉町は、除染やインフラの復旧を進めてことし春以降の住民の帰還を目指してますが、放射線への懸念や生活環境の不便さなどを訴える人が少なくありません。このため町は、住民に復興の状況を見てもらって帰還につなげようと、震災と原発事故のあと初めて復興の催しを開きました。会場となったのは、先月町内に完成したばかりの中学校です。

楢葉町の松本幸英町長は「長引く避難でふるさとへの思いが徐々に薄らいでいるので、絆を確かめ合う機会にしてもらいたい」と住民に呼びかけました。

会場には、原発事故前に町内で営業していた12の飲食店などが出店し、住民たちは懐かしい味を味わっていました。21日は町内を巡るバスツアーも行われ、浄水場を訪れた住民は担当者から、現在放射性物質の検査を毎日1回行っていて、来月からはさらに回数を増やすなどの説明を受けていました。

いわき市の仮設住宅で暮らしている60代の女性は「ふるさとに来るとやはりほっとします。水の安全対策を聞けて少し安心しました。何人が町に戻るのか不安もありますが、私は戻ろうと思います」と話していました。



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