2014/11/29

子育て世帯に影響解説 12月18日 那須塩原でワークショップ/栃木

 行政は、大きな予算をつぎ込んで、放射性物質の安全を謳おうという取組みを強めています。それがどのような形で行われているか、地域の実情をぜひ時間があれば足を運んで見ておきたい。「放射性物質は危険」なのです。「少なければ安全」ということではありません。少なければ「影響は小さくなる」だけで、「安全」ではないのです。そこをしっかり聞き分けたいところです。
 ただ、これだけ身のまわりにある環境下で、当面暮らさざるを得ない状況ならば、その中で何ができるかを知ることは大事です。対策をすることで、しないよりはした分だけ確実に子どもを被ばくから守ることができますから。そのための情報と知恵は共有していきたいところです。そういった場が求められているのですが、あいにく行政が用意してくれる場は、「このくらいの汚染は安全だ」という結論に基づいていることのほうが多いでしょう。
 私たちは、あらたに放射能のことを知った人たちのために、そうした場を継続していけたら、と考え、HPでは「キホン」サイトを設け、学びカフェなどの企画もしていきたいと思います。


※ ちなみに、この講師を務める鈴木元院長は、こうした話をされている方です。http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=50941


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 東京電力福島第一原発事故後の放射能汚染を受け、子育て世帯が放射線への理解を深めるためのワークショップが十二月十八日、那須塩原市の黒磯公民館内にある「いきいきふれあいセンター」で行われる。参加無料。希望者には託児サービス(要予約)があり、幼稚園や保育所の関係者も参加できる。
 福島県に近い県北部で、子育て世帯を中心に、「放射線による健康影響が心配だ」「専門家から分かりやすい言葉で解説してほしい」との声があることを受け、県が初めて主催する。
 当日は、放射線に関する豆知識を盛り込んだ簡単なカードゲームを全員で行う予定。その後、国際医療福祉大クリニック(大田原市)の鈴木元院長が、子どもの健康を守るために留意しなければならないことを解説する。参加者が鈴木院長に質問できる時間もある。
 時間は午前十時~正午で、定員は先着七十人。参加希望者は県健康増進課=電028(623)3094=に申し込むか、県のホームページの「放射能・放射線対策に関する総合情報」から申込書を印刷し、必要事項を記入して同課にファクス=028(623)3920=する。締め切りは十二月八日。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20141129/CK2014112902000180.html
東京新聞
2014年11月29日


詳細は以下より:

http://nasuradi.blogspot.jp/2014/11/1218.html

放射線の健康影響に関するワークショップ
放射線について、小さなお子様がいる保護者同士でお話してみませんか?

放射線の健康影響について、疑問に思っていることや知りたいことを
専門の先生に直接お聞きできます。

日時:平成26年12月18日(木)
10:00~12:00(開場9:30~)
場所:黒磯公民館 大会議室
(いきいきふれあいセンター)
対象:小さなお子様を持つ保護者
幼稚園・保育所等関係者
定員:先着70名
参加費無料 
託児有 ※事前予約をお願いします
主催:栃木県 後援:那須塩原市 

~当日のプログラム~
進行:堀口逸子先生(長崎大学 広報戦略本部准教授)
10:00~ はじまり
10:10~ アイスブレーク
放射線に関する豆知識 ~カードゲームを通じた学び~
10:50~ 情報提供
「放射線と子どもの健康に関するお話」
講師:鈴木 元先生(国際医療福祉大学クリニック院長)
11:20~ 質疑応答
12:00 終了


参加申込方法及び問合せ先

○電話、FAX、メールにて、
栃木県健康増進課健康長寿推進班までお連絡ください。
○申込締切り 平成26年12月8日(月)
栃木県健康増進課 健康長寿推進班
電 話:028-623-3094(平日8:30~17:30)
FAX:028-623-3920
E-mail: kenko-zoshin@pref.tochigi.lg.jp



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