2011/10/07

10.15 子どもを守れ!ふくしま 郡山集会へ支援をよろしくお願いします!

疎開裁判の終盤を迎え、裁判所に多くの人の思いを伝えようと、
ふくしま集団疎開裁判の会が呼びかけ、集会を開きます。
子ども全国ネットでも、支援を呼びかけています。
これまで署名や陳情書へご協力いただいたみなさんも、ぜひここで
声を届けるべく、集会への参加や周囲への呼びかけをお願いします。

詳細はこちら→http://fukusima-sokai.blogspot.com/2011/10/blog-post_01.html

――14人の子どもを守る疎開裁判がふくしまの子どもを守る――
   裁判は大詰め、裁判所に私たちの思いを伝えましょう!
   JR郡山駅西口広場 10月15日(土)午後1時スタート
   チラシ→ 111015KoriyamaDemo-bill-2.pdf
   ネット中継→ USTREAM配信 IWJ Fukushima Ch1

ハイロアクション福島・武藤類子さんからの呼びかけ(動画:You Tube)
→ 10月15日郡山集会・デモへの参加
「ふくしま集団疎開裁判」弁護団(柳原敏夫)からの呼びかけ
→ ひとりひとりのつぶやきを大きな声と力に
科学者からの呼びかけ
→ 安斎育郎さん(安斎科学・平和事務所 所長)
   生井兵治さん(筑波大学元教授・植物遺伝育種学 5/31ニュースの深層 伊藤洋一さんとの対談「内部被ばく」)

◎当日の発言者
武藤類子さん(ハイロアクション福島)
中手聖一さん(子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク 代表)
佐藤幸子さん(福島子どものいのちを守る会 代表)
橋本好弘さん(須賀川)
菅澤邦明さん(兵庫県南部大地震ボランティアセンター)
名取知衣子さん(放射能から子ども達を守ろうみさと 代表)
酒井恭子さん(会津放射能情報センター)
駒崎ゆき子さん(郡山市議)
井上利男さん(ふくしま集団疎開裁判の会 代表)
柳原敏夫さん(ふくしま集団疎開裁判弁護団)
 
 全国のみなさん、3月11日からまもなく7か月、無残な姿を世界にさらす東京電力福島第一発電所の危険な状況はいまだに収束に向かうどころか、まったく予断を許さず、環境に放出された膨大な量の放射性物質による汚染の途方もない拡大が日ごとに明らかになりつつあるありさまです。

 各種ヨウ素やセシウムの広域拡散に続いて、今ごろになってプルトニウムやストロンチウムの広域拡散のごく一端が公表されました。放射線による外部被曝に加え、空中に漂うチリの吸いこみ、飲み水や食べ物による内部被曝の深刻な実態も汚染地域住民の生活と健康に暗い影を投げかけています。

 まるでブラックボックスのような食品流通機構などを通じて、内部被曝の危険は全国に広がりつつあるのではないでしょうか。行き場のない放射性汚泥やがれき、除去残土なども違法に運搬・投棄される恐れもあるはずです。

 市民生活が底知れぬ危険にさらされている一方で、政・官・財・学・メディア一体となった安全キャンペーンが相変わらず繰りひろげられています。9月30日にはあろうことか、事故原発20キロ圏に隣接する福島県5市町村にまたがる避難準備区域が、破壊されたインフラの復旧もなされず、放射能除染も実施されないまま指定解除されました。これは、都市経済圏を形成する福島県中通り地方のチェルノブイリ事故「移住強制区域」「移住権利区域」に匹敵する放射能汚染地帯の住民を放置する棄民政策意志の表れといっても過言ではないでしょう。

 その時、生命・健康を最も脅かされ、最も被害を蒙るのは放射能に対し感受性が高い胎児、乳幼児、そして子どもたちです。今すぐ健康障害が出ないとしても、未来に、少なからぬ確率で彼等に健康障害が発生するのは確実です。このような時、人権侵害を防止する使命を果すのが「人権の最後の砦」と言われる裁判所です。6月、郡山市の14名の子どもたちは、裁判所が原点に帰り「人権の最後の砦」としての使命を果すことを求め、福島地裁郡山支部に、郡山市を相手に年1ミリシーベルト以下の安全な場で教育を実施するよう求める裁判(「(通称)ふくしま集団疎開裁判」)を申し立てました。

 時あたかも、この裁判の判断がまもなく下されようとしています。
 この切迫した状況のなか、準備期間もじゅうぶんでないまま、わたしたちは下記のとおり郡山10月行動に打って出ることを決意しました。というのは、裁判所はいま、裁判の原点に帰り「人権の最後の砦」としての使命を果すのかどうかという試練の前に立っているからです。
 もし、裁判所が勇気を奮って初心を貫いたなら、14人の子どもの命を守るだけではなく、福島県の子どもたちの命を守る判断となるでしょう。そして、この裁判所の勇気と初心を支えるのは、この疎開裁判の正しさを支持する全国、全世界の無数の皆さんの存在にほかなりません。
 10月15日、疎開裁判の正しさを支持する皆さんの声を裁判所に届けて、多くの市民が「人権の最後の砦」である裁判所と共にあることを示そうではありませんか。この日、皆さん一人一人の参加と声が14人の子どもたちの裁判の行方を決めます。そして、皆さん一人一人の参加と声が福島県の子どもたちの行方も決めます。
 どうか、全国のこころあるみなさんのご賛同、ご支援、ご参加をお願いいたします。
  

              記
名称: 「ふくしまの子どもを守れ! 郡山デモ」
会場: JR郡山駅西口広場(JR郡山駅中央口前)
日時: 2011年10月15日(土) 13:00~15:00
アクセス:電車=>JR郡山駅中央口を出た目の前。 
       車=>郡山市役所駐車場 路線バスで「市役所」から郡山
       駅下車(10~15分)。
ネット中継:USTREAM配信 IWJ Fukushima Ch1

・ のぼり、バナー、プラカード、ポスター、ゼッケンなどを用意して集合。
・ 音楽ライブ♪ メッセージ、宣言に思いを込めて、デモに・・・!
・ 小雨決行(大雨中止) 雨具、それに被ばく対策! 各自ご用意ください。
・ 子ども・妊産婦の参加は、申しわけありませんが、ご遠慮ください。

主催:「ふくしまの子どもを守れ! 郡山デモ」実行委員会
        yuima21c@gmail.com(井上)
共催:ハイロアクション福島原発40年実行委員会
   子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク
   子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク
   ふくしま集団疎開裁判の会
   会津放射能情報センター
   兵庫県南部大地震ボランティアセンター
   はっぴーあいらんど☆ネットワーク
   食政策センター ビジョン21
   福島原発事故からいのちと食を守るネットワーク
   こども東葛ネット
   動的平衡基金
   チェルノブイリ救援・中部
   にいがた有機農業推進ネットワーク
   食の安全と環境を考える会
協賛:脱原発福島ネットワーク
                           
     

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